樽酒の会を開催しました。
参加していただいた皆様どうもありがとうございました。
条件を変えていろいろ飲み比べ
①火入れによる違いを比較
長龍酒造のオーソドックス、生囲い、ついでに長期熟成の飲み比べ
生囲いはいわゆる生貯蔵酒、生酒の状態で樽漬けをしている。あまり大きな差はなかったが、生囲いの方がまろやかで単調な味わいという印象。
長期熟成は27年もの。強烈な燻製臭。薪をしゃぶっているような感覚。酒と樽が一体となっている。
②杉品種による違いを飲み比べ
太平山 秋田杉樽
吉野杉とは異なる特有の香りがあるといわれているが、新品の木枡で飲んだため微妙な違いはわからなかった。
吉乃友 日田杉樽
油分が多いため酒樽に使われることは少ない品種。実際やや重たい印象を受けたが幅がある味わいで飲みごたえがある。
③ウイスキー樽、バーボン樽での飲み比べ
どちらもウイスキーと見紛うくらいしっかりと味が移っている。
バーボン樽は燗にすると焦がしバターのような芳醇でクリーミーな甘味が広がって面白い。
④樽漬け温度、時間による違いを比較
熱酒充填したものと祝樽から汲み出したものの比較。正直これが一番やりたかった。
前者の方が軽快で渋味が少なくて良い。
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8/26/2019, 12:01:01 PM